ロシアレンズ Helios 44 + 中一光学 Lens Turbo II M42-FX

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突然オールドレンズで遊びたたくなってマウントアダプターを探しはじめていろいろと探した結果、中一光学 Lens Turbo II M42-FXを購入。
このLensTurboはただマウントの形を変えて接続するだけではなくアダプター内部にレンズが入っている(下記左写真参照)
このレンズが何をしてるかというと、レンズ側の光を縮小して本体側に通す役割を持っている。
いわゆるフォーカルレデューサーアダプターというやつなのだ。
中一光学の説明によると、0.726倍になるらしい。ということは
50mmのレンズを付けるとと50mmx0.726 = 36.3mm になり、さらにX-T2はAPSCで1.5倍になるため
結果としては50mm x 0.726 x 1.5 = 54.45mmでだいたい元のレンズの焦点距離相当になる計算。
そう、フルサイズのレンズをAPSCでおおよそ同じ画角で使えるのだ。
ついでに、縮小で光が集まるため?なのかF値が1段分明るくなるらしい。
聞いただけだと、いいことづくめ。気になるのはレンズが多くなるために画質はどうなるか?ということだけ。

アダプタだけあっても何もできないのでまずはM42マウントのレンズ選び、以前から欲しかったぐるぐるボケで有名なロシアレンズであるHelios44(上写真右)を購入した。50mm F2.0だ。ということでLensTurboを介したX-T2では約55mm相当ということになる。
Helios44も型番が沢山あって最初の型こそ古いオールドレンズになるけど今回購入のHelios44M6は新しいレンズでレンズコーティングもされてて外観もきれいなもの。Amazonあたりでも簡単に購入できる。今回のもAmazonで7000円で購入
新しいバージョンではグルグルボケも少し直ってる?といった噂もあったが、しっかりグルグルしてた(扉写真参照)
FUJIFILM X-T2 (50mm, f/1, 1/320 sec, ISO1600)

基本的に飲んべえなので、相変わらず酒の写真になってしまうが・・(マウントアダプター介してるため写真右下のEXIF情報はウソ)
開放F2で撮影。ボケは柔らかく感じる、ピンとがあった面はしっかりシャープに写り、右の背景の光源がグルグルボケの特徴で潰れるがそれがこのレンズの特徴である。箸が奥にむかってボケていく感じは十分きれいに描画するなという印象。
レンズの性能が云々という話ではなくて好きか嫌いなら、好きな方だ。グルグルボケは特徴ではあるのだが、扉写真のようにかなり個性強くでるのでうまく使わないと主題より目がいってしまって難しい写真になりそう。距離や光源の選択でそのあたりは調整できるので使いどこを考えたいと思う。

食べ物3連チャン。
Helios44の最短撮影距離は50cm、そんなに寄れるわけではないがフードポルノにも行けなくはない距離。F2と明るいので背景も十分に整理できる。
天丼は日本橋で有名な金子半之助の神田店にて、穴子はでかくてうまかった。穴子がでかすぎて画角の左右いっぱいまで写ってしまいグルグルボケの影響範囲に入ってしまった。
FUJIFILM X-T2 (50mm, f/1, 1/2000 sec, ISO200)

後ろ姿だけど、子供撮りにも柔らかいボケがいい。

FUJIFILM X-T2 (50mm, f/1, 1/1600 sec, ISO250)

思ったよりちゃんと写るっていうのが印象。
ピント面はシャープでかっちり描画。中古なので個体差あるかもだけどピントリングがちょっと重いのでシャッター押すまでに時間がかかる。
FUJIFILM X-T2 (50mm, f/1, 1/160 sec, ISO400)

FujifilmのX-T2などのカメラの特徴であるフィルムシミュレーション。中でも人気のあるACROSだがオールドレンズとの相性もなかなか良い。
FUJIFILM X-T2 (50mm, f/1, 1/340 sec, ISO400)

さて、絞ったらどうか。上記はF8で撮影。
他のレビューサイトを見る感じだとF11移行は回折現象による画質の低下が見られるといった話があったのでF8で抑えた。
絞るとかなりシャープに写る。APS-Cの小さい中に2,430万画素も配置するデジタルカメラによく写し込んだなと思うくらいだ。
FUJIFILM X-T2 (50mm, f/1, 1/420 sec, ISO400)

絞ればそれなりにシャープに写る。
CarlZeissのBiotarのコピーと言われてるが、もとが名玉といわれてるだけあって描画もいい。
1万円しない値段でこの描画なら十分だと思う。オークションなど使えば5000円以下で買えるんじゃないだろうか?

そしてHeliosの描画についてだったが、中一光学のリデューサーはどうなのか?というと
正直にいるとまったく分からない。
実は普通のマウントアダプターを持ってないので比較はできないというのもあるのだが、
上記作例で感じるのは、アダプターを付ける感覚はまったくなかったということ。
ピントが合わない、シャープじゃない。なんてこともないし、むしろ一段分明るくなるということでシャッタースピードが稼げるため手ブレせずにきれいに写っているんじゃないか?
なにより50mmの画角が55mm相当で使えるという点はとても便利。
オールドレンズをα7などのフルサイズ機でだけではなくAPS-CであるFUJIFILMでほぼ同等の画角で楽しめる。
なかなか良い製品だと思った。

 

Camera: FUJIFILM X-T2
Lens: Helios44M-6 50mm F2.0
MountAdapter: 中一光学 Lens Turbo II M42-FX

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honda

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