Fujifilm X100F

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FUJIFILMのコンパクトカメラ。X100シリーズの4番目。「X100F」がやってきた。

正直初代のころのFINEPIX以来ノーマークだった富士フィルム。ところがなんだか最近FUJIっていいんじゃないかって話が仲間うちで盛り上がってきたのだ。最初はライカオマージュ的なX-Pro2のスタイルがかっこいいよね。いやしかしAPS-Cでこの値段かーみたいな話くらいだった。それとは別に、ここ数年はα7をメインで使っているのだが、気軽にスナップできるサブとしてのコンデジ欲しく半年くらい物色していた。

途中候補にでたのがコンデジならとCANON G9Xなど、いやいやあまりコンデジすぎても結局使わないのでは、それならRICHO GRはどうだろう、SIGMAのdpなんてのもあるな。いやしかしGRはなんか一時流行った感がどうも気に入らない、dpはでかい(というか長い)。単焦点のコンデジなんて最近あまりないなー。と半年くらいは寝かせていたところ。これまたまったくノーマーク、X-Proを調べるついでに現れたのがX100だったのだ。35mm相当の単焦点のコンデジ。大きさもまぁまぁ小さくはないけど許容範囲。ちょっと調べてみる。なんだなんだ画質もかなり評価されてるぞ・・・中身はX-pro2みたいなもの!?

と、検索すること2週間。ついにX100F購入。
SONY ILCE-7 (0mm, f/0, 1/60 sec, ISO125)

まず惹かれたのがこのデザイン。LOXIA35mmレビューでも書いているのだが、見た目のよさも所有するさいかなりのポイントになる。クラシックなデザインで、しかも質感も良い。実はブラックモデルとだいぶ迷ったのだが、メタルの重厚感がモノとしての存在感を強く感じさせたので最終的にシルバーにした。

SONY ILCE-7 (0mm, f/0, 1/60 sec, ISO500)

FUJINONレンズのロゴがクラシックで、金属ボディに映える。

横からと正面とバック。デザイン的にはかなり角がある四角い形。無駄な曲線や装飾を避け、必要なものだけを残し削ぎ落としている。そのシンプルさがまたレトロな感じを思わせる。実際X100シリーズは基本のコンセプトは変わっていないようだが、ブラッシュアップされるにつれてより洗練されてきている感じだ。前のT(third)には、正面左下に”T”のロゴが入っていたらしいが、そういった装飾もなくなっている。

SONY ILCE-7 (0mm, f/0, 1/60 sec, ISO125)

操作系もレトロだ。ISOの設定ダイアルが、シャッタースピードと同じダイヤルに埋め込まれており、ダイヤルを引きながら回すとISOを設定できるようになっている。露出補正と、シャッターボタンと必要なものが、収まっている印象。絞りはもちろんレンズについている。面白いのが他のコンデジではよくある、モードダイヤル、AとかT,M,Sとかメーカによって文字は違うが、オートモードやシャッタースピード優先、絞り優先など、場合によってはスポーツモードやマクロの花のマークなどが入ってるあれがX100には見当たらない。絞り優先はどうするのかというと、シャッタースピードをAにするのだ。逆にシャッター優先なら、絞りリングにAがある。このあたりのモードダイヤルの作りはとても面白い。
ちなみに、写真の黒いシャッターの部分は、ブラックマットのレリーズボタンをつけている。

SONY ILCE-7 (0mm, f/0, 1/60 sec, ISO125)

背面からボタンを見た感じ。操作系のボタンはすべて右側に集められている、これもTと違いFのポイントらしい。右手でほとんどの操作ができるようになり。操作性がアップしてるとのこと。また、Fからの新しい機能として、再生ボタンの上にジョイスティックのような”フォーカスバー”というのがついてる。これを使うことで、フォーカスエリアを自由に素早く移動できる。ダイヤル系、ボタン系は、多くは自由に設定することができ、例えば自分の場合、シャッターの横にあるFnボタンには、よく使いそうと思ったのでNDフィルターのOn,Offを設定してる。(NDフィルターを内蔵してるのもF2.0のレンズをもったX100Fにとってかなりの便利な機能だと思う)

SONY ILCE-7 (0mm, f/0, 1/60 sec, ISO125)

レンズはFUJINON 23mm(35mm相当) 。わざわざASPHERICALとか書いてる辺りがまたクラシックな感じがしていい。そもそも35mmを常用として好きな画角なので、このレンズはちょうどいい。また、最短撮影距離も10cmとかなり寄れるレンズである。気軽に持ち運べて、35mm相当なのである程度の風景も行け、かつフードポルノなどでも寄って撮れる。サブのスナップとして持つには万能すぎる。
また、このファインダーも特徴だ。レンジファインダー風の四角い穴が空いた部分。もちろんガラスが入っていて、まさにレンジファインダー風に覗くことができるのだが、ここがOVF(光学ビューファインダー)というものになっていて、ただガラス越しの風景が見れるだけではなく、ピント範囲、シャッタースピード、ISOなど様々な情報を表示することができる。

SONY ILCE-7 (0mm, f/0, 1/60 sec, ISO125)

さらに、モードが3種類あり(FUJIのサイト参照)レンズの隣にあるレバーでEVF(電子ビューファインダー)に切り替えることができる。その場合α7同様液晶表示でレンズに写った実際の映像を見ることができる。ハイブリッドビューファインダーというOVFの右下に小さくEVFを出すモードもあるのだが、マニュアルモードでしか使えず、正直見づらかった。
個人的にOVFモードで明るく鮮明に世界を覗き込みのが楽しい。また。シャッターを押した後(設定すれば)1.5秒間EVFに切り替わって撮影画像が表示されるのが気に入ってる。

特徴的なのが、やはりフィルムメーカーとしてFUJIのノウハウなのだろうか、X100Fにもフィルムシミュレーションが搭載されていていくつかのフィルムを選ぶことができる。(JPEGモード)
左から、PROVIA、CLASSIC CHROME、ACROSだ。
CLASSIC CHROMEとACROSが個人的には多用しそうだ。
ちなみにACROSのモノクロにはかなりの定評があるらしく、もちろんFUJI自体もかなり気合をいれて作っているらしい(FUJIの記事参照
今のところ、RAW+JPEGでJPEGをACROSにして使っている。

FUJIFILM X100F (23mm, f/3.2, 1/320 sec, ISO400)

ACROSで撮影。X100Fのシャッターの静粛性も気に入っている。電子音をOFFにしてしまえば、ほとんど聞こえない。内部でッチ・・っと聞こえるか聞こえないかくらいだ。とはいえ電子音も3種類あってそのうちの1番が気持ちの良い短い音で気に入ってるので電子音はONにしてる。

FUJIFILM X100F (23mm, f/2, 1/210 sec, ISO200)

Velviaはビビッドな色を再現する。かなり強めに色がでるので被写体によっては厳しい感じもした。

まだ購入したばかりで実写が少ないのだが、数日つかったファーストインプレッションとしては、映りもよいし、フィルムシミュレーションも面白い。寄れる単焦点として、普段使いにとても良いのでお気に入りの一台になりそうだ。何よりもファインダーを覗いて写真を撮るのが、一眼とも、ミラーレスとも違い、ガラスから覗くだけってクラシックなんだろうけど自分には新鮮で楽しい。

ちょっとした散歩でも持ち出したくなる、そんなカメラだ。
しばらくしたら実写レビューもしてみようと思う。

Camera: Fujifilm X100F
AdapterRing: FUJIFILM デジカメX100シリーズ用アダプターリング F AR-X100
Protector: Kenko レンズフィルター PRO1D プロテクター 49mm
追記:KenkoのPro1Dは、一度ついた汚れが落ちにくいのでMarumiに変更。ついでに色もチタンカラーにしてX100Fシルバーにマッチしてます。
Protector: MARUMI DHGスーパーレンズプロテクト 49mm チタンカラー

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honda

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